有松鳴海絞り浴衣に合わせる博多帯紗献上(白地)おすすめ3点! [おすすめ夏博多帯]
有松絞りの浴衣には博多帯の紗献上で決まりです。
私は老舗着物問屋の営業マンです。
普段は百貨店の呉服売り場に出入りしています。
今年の百貨店でも浴衣が展開される時期になりました。
以前は華やかなブランド浴衣に人気が集中していました。
でも
今は一過性のものではなく有松絞りのような伝統のある
「本物を着たい」という本物志向の方が増えています。
雑誌などでも有松絞りは取り上げられて注目されています。
そんな伝統のある有松絞りの浴衣との最高のコーディネートが博多織り紗献上です。
博多帯は締めやすいので普段着物を着ない方にもおすすめです。
博多織特有の締めたときにキュッキュッと絹なりの音が心地いいですよ!
今回はどんな浴衣にも合わせやすい白地の博多織り紗献上3点です。
帯締めで色をさして上級な浴衣のオシャレを楽しんでください!
博多帯とは
縞や格子、独特の独鈷花皿模様(どっこはなざらもよう)が印象的な博多織りは、粋な着物姿には欠かせません!
くっきりと浮き出た模様は中国から伝わった浮き織りの技術をもとにしています。
今日の博多織りは16世紀後半に博多の組紐商が考案したものです。
博多織はまたの名を「博多献上」や単に「献上」ともよばれます。
これは江戸時代になって毎年3月に帯地、10月に裃が将軍に献上されたからです。
博多織はほかの産地のものに比べて緯糸が太く、経糸が細くて密に織られています。
経糸に6000本から7000本もの絹糸を用いて、太い緯糸を強く打ち込んで織るため、織り上がった帯には横に畝が見えます。
ほかの織り帯が緯糸で模様を織り出すのに対して、博多織は経糸で模様を表現しています。
縦の連続模様が博多帯の特徴です。
独特の独鈷花皿模様(どっこはなざらもよう)が印象的な博多織ですが多色使いで様々な文様を織り出した紋博多もあります。
博多帯は張りのある固い地厚の帯です。
八寸帯や半幅帯に織られることが多く、結びよい崩れない帯として定評があります。
きつく締めたときや大きく息をしたとき強く打ち込んだ糸がきゅっと鳴る絹鳴りの音も博多織の魅力です
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